うつ病と薬

うつ病になると服薬が必須。



初めは、なんて事無い。と、思ってしまったのですが、


離脱症状の現れる薬は要注意


と、言うのも、日に日に薬を飲めばなくなるのですが、それが不安になるのです。


早く病院で処方してもらわなきゃ、離脱症状が起こる……


と、こんなふうに怖くなって行きました。


離脱症状は、個人差がありますが、私は 手の震え、口の渇き、

1番厄介なのがふらつきでした。


がくんと、膝をついて、2、3秒動けなくなります。


段々と、思考能力も鈍くなる感覚

頭の中に濃霧が広がり始める感覚が

最終的に起こりました。 


薬を飲んだら、それらは一気になくなり

体が楽になるのです。



うつ病の初期、私はうつ病かも・・・と言う時期は

頭の中に濃霧が広がり始め、思考能力もぐんと、低下していた様に思います。

わからない、

考えられない。

結果、食材を無駄にしてしまうのでした。

結果、忘れ物が多くあったのでした。


話もまともに聴けないのです。聞いていても覚えていられない・・・というか、普通は、聞きながら、用意する事や心得ておくことなどを考えたりメモしたりすると思うのですが、それが出来ない。

話についていけないのです。


あ、今の大切だったけど、なんて書いたらいいか悩んでいる内に、次の項目に移ってしまった・・・ 


そんな事は良くあったと、思います。


服薬し、体が薬に慣れ始めると、

頭はスッキリして、

話もちゃんと聞いてメモも取れる。


あ、普通の人になれた、っと言う感覚になりました。


今でも、大切な子どもの話してや面談などは時間の都合がつけば旦那も同席してもらいます。


大切なわが子の話を聞き漏らさないようにする為には、ちゃんと聞いてくれる信頼出来る人をそばに置いておく方ができます私も安心して話を聴けるからです。


1人だと不安で、意味なく手をこねくり回し、顔もひきつります。 

声も小さくなりますし、相手の顔を見るのもやっと・・・ 


まだまだ、うつ病の不安に勝てる自信が無いのが現状です。 


毎日、しっかり服用して、毎日不安なことがあればアウトプットし、もう考えない。


うつ病を良くする為の最善の道だと、私は思っています。 


薬はそんなに、重要な役割ではないと言う方もいらっしゃいますが、 段階を踏んで、少しづつ離脱出来るように・・・と言う想いは誰しも持っていることでしょう。



頭の濃霧が濃くて、何をしていいのかすらわからず途方に暮れるあの頃の私には

薬を飲むことでこんなに体が楽になるとは信じられず、

ただ調子がいい~なんて思っていましたが、


今思えば、薬のおかげは少なからずあったと思います。 


徐々に、条件に、 薬を減らしながら 


今では三種類程に減りました。 


多い時はこれでもか!!と、いうくらい飲んでいましたし、薬物ジャンキーみたいでしたが、

落ち着けば1日1回、夕食後三種類。

眠れない時は頓服で睡眠薬を飲む程度になりました。


薬が減るとやはり眠れていたのが眠れなくなる事もあります。 

その日1日の出来事が心に留まる時なんかは顕著です。


そんな時は無理せず薬を飲んで、よく眠るように心掛けています。



うつ病と薬は切っても切れない間柄なのかな。と、思います。 


ずっと飲み続ける訳じゃない、また少しづつ減薬して行けばいいと思います。 


たまに調子が悪いと増量されたり・・・

日進月歩、少しづつでしょう。


上手く薬とも付き合っていきたいですね。


強迫観念に囚われ、

薬なしじゃ生きていけないのかも?!なんて、思う必要はないです。 


治る病気ですから。


死のうなんて考えない。

薬で過ごす強い心を培っていけたら。


薬はただの補助でありたいですね。


私はそう思って、日々、服薬しています。